フリーランスの悩み
みなさん、お仕事の相談が来て見積書を制作する際、金額で悩みませんか?
クライアントに安いと思ってもらえたほうが受注に繋がりやすいですよね。それで納品物に満足いただけたなら次の案件にも繋がりやすいです。
ただ・・・・
本当にそれで良いのでしょうか?
それっていわゆる貧乏暇なしにならないでしょうか?
ボクの考えは、貰いすぎる気もないし、損する気もありません。自分の制作に見合った金額を見積もるだけです。
でもどうやって金額を決めるの?と悩んでる人、この金額だと高いって言われるかも。。。と躊躇している人がたくさんいるのではないかと思います。
そこで今回は見積もり金額の出し方のひとつを教えます。きちんとした根拠があれば、クライアントも納得してくれますし、悩むこともなくなるのではないでしょうか。
自分の単価を決めよう!
自分は1時間労働すればいくらになるか決めましょう。その上でこの種類の案件(作業)は血の滲む想いをして数年かけて実績や経験を積んだ作業であり、時間単価だけではノウハウの詰まった制作物を渡すわけにはいかないと思えば、その分を付加価値としてプラスアルファーすれば良いと思います。
ではどうやって時間単価を決めるのか?
1.まず自分の年収を決めます。
これは、今現在得ている年収ではなく、自分の目標であったり、このくらいの年収があれば満足
できるという希望価格です。
仮に1000万円としましょう。
2.年収を1年で割って1日単価を算出します。
- 1年は365日(閏年は366日)。
- 土曜日と日曜日はそれぞれ年間52日ずつ、合計104日(52週×2日)。
- 日本の祝日は年間16日ほどです。
したがって、平日の日数は以下のように計算されます:
つまり、1年で約245日が働く日数となります。
上記の場合、年収1000万だと、10,000,000÷245=40,816円
年収1000万を目指してる人の1日単価は40,816円となります。
3.更に1日単価を労働基準法の8時間で割ります。
40,816÷8時間=5,102円
年収1000万を目指してる人の1時間単価は5,102円となるわけです。
●上記考え方の上で、例えば「この案件は3日+半日の作業が必要だな」と思えば
(40,816円×3日)+(5,102円×4時間)=142,856円
となるわけです。
まとめ
最近はクラウドソーシングプラットフォーム的なサイトに登録すれば営業をしなくても仕事が受注できるシステムもありますが、先方が決定している金額になりますので、かなり安い料金となっていますよね。
こういった仕組みをクライアントも受注する側も有難いと思っている限り、日本は潤わないと感じています。
上記の計算をして自信をもって自分の価値を見積もりに反映させることで仕事にも時間にも余裕のあるライフスタイルを確約できると思います。